2018年01月28日

コンビニおばちゃん店員小説を読んで考えた

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昨日ね、『なぜ、あの人の周りに人が集まるのか? 仕事もお金も人望も、すべてが手に入る「大切なこと」』って本を読んだの。

これもうね、読み始めた瞬間からほぼ最後までの展開が読めちゃうお話だから(失礼!)ざっくり書いちゃうけど、売上芳しくないコンビニに、どんくさいけど人情たっぷり、ちょっとおせっかいなおばちゃんがバイトにやってきて、そのおばちゃんのおかげでお店が大変繁盛しましたとさ、っていうお話。

話の要点は、お客さんのことをよーく理解して、ちょっとくらいおせっかいでもお客さんのお役に立てるような(そしてそこで見返りを求めない感じで)お仕事をしましょうってとこ。そうやってお客さんの信頼を得ることで、そのお客さんがまたほかのお客さんを連れてきてくれるし、どうせ同じ仕事するならお客さんに喜んでもらえる方が楽しいよねと。

この小説に描かれるおばちゃん店員無双は50%実話で50%作り話だったりするから(と「あとがき」に書いてあった)、「あんまり真実味はないけどいいお話ね」に終始しちゃうんだけど、それでもこういうお話って、お仕事してると自然に自分にあてはめちゃったりするんだよね。

おばちゃん店員は、よく来るお客さんの好みを覚えていたり、いつもお手洗いをピカピカに掃除したり、夏にお客さんに冷たいおしぼりを無料でサービスしたり、業者さんにもしっかり敬意を払ったりっていう感じのことを、「あらあら、はいはい〜」みたいな感じでこなしていくんだよね(で、そのうち店員みんながそのおばちゃんのやり方に巻き込まれていく感じ)。

では自分はというと、そういた接客もなく商品を仕入れることもない、フリーランス翻訳者。原文に言葉を足したりそこから言葉を引いたりしながら、原文の意味を足したり引いたりすることなく文書を翻訳することがお仕事。原稿そのものに無料特典やら親切やらを仕込む余裕はないし、そんなことをすれば原文を損なって逆にお客さんに迷惑をかけちゃう。じゃあ、お客さんとのメールをフレンドリーな感じにする?もちろんそこそこにフレンドリーなのは大切だけど(お変わりありませんか?程度の言葉はよく交わすよ)、お互い忙しい中、世間話をつらつらとっていうわけにもね。

とすると。私が「ちょっとおせっかいだけどお客様の役に立てること」を実現する場って申し送りかなって思うんだよね。申し送りって、仕事してて解釈に迷ったところとか原文の誤記なんかについて訳文の納品時にお客様に提出するレポートなんだけど、そこで実際の仕事とは関係ないけどお客様に伝えておきたいことを書いておくと喜んでもらえるんだよね。たとえば、「会社のホームページ、日本語版と英語版で会社住所の郵便番号が違っちゃってますよー」とか「翻訳範囲外の場所にスペルミスがあるようなので今一度確認されるといいですよー」とか。一応「発注内容と関係ないこと書いてごめんなさいね」みたいなスタンスでお知らせをするんだけど、それが結局「丁寧な対応」って評価につながったりするみたい。

学生の頃に心理学の授業で、人ってお医者さんを評価するときに「実際の診察内容」よりも「雑談の有無もしくは雑談時間の長さ」を重視する傾向にあるって学んだんだけど、翻訳もちょっと似てるかもしれないね。翻訳者がみんな適正な品質で訳文を納品できるなら、判断基準は訳文の外に求められるものね。

これまでも申し送りにちょっぴりのおせっかい成分を含めてきたけれど、間違いではなかったかなとこの本を読んで思ったよ〜。これからもお客さんが「助かった」って思ってくれそうな、いい申し送りを提出していこうと思うよ〜♪

あ、ちなみにこのコンビニおばちゃん店員小説は、Kindle Unlimited対象なので、興味があったらちらっと読んでみてね〜!おばちゃんの無双っぷりとか、お客さんがコンビニのファンになっていく様子とか、ストーリー展開は読めちゃっても、読み物としてとっても面白かったよ♡ 学べることもたくさん!

posted by まみ at 16:26| フリーランス生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月21日

美味しい絶滅危惧種

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ウナギ!美味しいよね〜!
※私はウナギ苦手なんだけど、世の中みんなウナギ大好きそうだから、美味しいって言ってみた!笑

でもさ、 ウナギ(ニホンウナギ)ってさ、国際自然保護連合(IUCN)が指定する絶滅危惧種なんだよね。今世界では、1年に40,000種っていうペースで生物が絶滅していっているんだよね(国立環境研究所「研究ノート」)。それは普段あまり触れ合うことのない両生類だったり鳥類だったりすることもあるし、ニホンウナギのような、私たちの食文化と深いつながりのある生物だったりするんだよね。要するに、世界中いろんな場所で色んな生物が絶滅してるってことだよね。

ウナギ美味しい(仮)けど、「このままだと絶滅しちゃうよ!」って感じなら、しばらく獲ったり食べたりしなければよくない?って思うのは、私、単純すぎるのかな〜。漁獲量がすんごい少なくなっちゃったなら、またたくさん獲れるようになるまでガマンするってのはナシなのかな〜。

ちなみに私は苺が大好きで、毎年この時期はまるで天国♡ コンビニもデパ地下もスイーツは苺推しだし、カフェでもレストランでも苺デザート祭だし、ホテルでは苺デザートビュッフェとかあるし。この時とばかりにいろんな場所でモリモリ苺を食べちゃう。それはもう、目に入ったら食べちゃうイキオイ(笑)。それでも、「このままだと苺が世界から消えちゃう!もとに戻ってまた存分に食べられるようになるまで5年ガマンして!」って言われたら、素直にガマンしちゃうな〜。だって、5年経てばまたそれからずっと美味しい苺が食べられるんだもの♡ これから5年間たらふく苺食べてその後もう一生食べられません、みたいなのは悲しすぎる > <。

でもまあ、ガマンできる人とそうでない人いるよね。それにスーパーとか行っちゃうと「土用の丑!」みたいにめっちゃプロモーションして消費をあおってたりするし。グリーンピース・ジャパンの発表によると、残念なことに一般消費者の4割はニホンウナギが絶滅危惧種だということを知らないらしいので、「そうね!今日はウナギね!」ってみんな買っていってしまうのかな。うむ〜。

そういえば去年にいたっては、「ウナギがこれから食べられなくなっちゃうかもだから、今のうちに!」みたいなことまで耳に入ってきて、そしたらなぜか、昔テレビで観た、大家族番組を思い出しちゃった〜。水道料金が払えなくてあと数日後に水が止まりますみたいなことを小耳にはさんだその家族のちびっ子が、「大変!」ってなって家の浴槽とかバケツとか、ありとあらゆる容器にザーザー水をためちゃって、親からこっぴどく叱られました、みたいなエピソード。気持ちは分かるし、家族を助けたいって気持ちもカワイイなって思ったけど、結局それやると余計お金かかって高くつくから(笑)。「今のうちに!」ってウナギを買って食べる人を見るたびに、私はその大家族番組を思い出しちゃうんだな〜。不思議ね。

ウナギが日本の食文化と深くかかわる食材だというのなら、これからも末永くその食文化を楽しめるように、大切に扱ってあげたらいいんじゃないかな〜。

posted by まみ at 17:21| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月09日

自由な人


先日、蛭子 能収さんの「ひとりぼっちを笑うな」っていう本を読んだよ〜。

蛭子さんってTVで見ていてなんとなく「自由な人」的なイメージはあったけれど、この本を読んで分かったのは、蛭子さんって「自由を追い求めて手に入れた人」ではなくて「そもそも自由な人」なのね。しかも「自由でいること」が彼本人にとっては死活問題で、飄々としつつふわっとした性格の人なのかなと思いきや、「自分の自由を貫く」という鋼鉄のポリシーをお持ちの方だった(ちょっと意外)。

本著ではいじめ論、孤独論、自殺論、友達論、仕事論等々が、「自由でいることを」をベースに論じられていて、私がそれぞれに同意するかどうかは別としても、「なるほど、そういう考えもあるのだなあ」と新しい発見があった、というか、新しい視点を得ることができたような気がするよ。やっぱり色んな人の意見は聞いてみるものだわね〜。

そんな「自由人」蛭子さんが本書を通じて主張していたことは、「他人を尊重することは必要だけれど、他人の目を気にする必要はない」ということと、「自分の自由を尊重するのと同等に、他人の自由も尊重しなければならない」ということ。両方のフレーズとも読後ずっと心に残ってるから、それだけ私の心にはズシっときたのかな。うん、どちらも大切なことだものね。

なんか、今Amazon見てたら、蛭子さんが人生相談に回答した本も出てるみたいで、それも面白そう〜。蛭子さんの文章読みやすいからこっちも読んでみようかな♪

ひとりぼっちを笑うな (角川oneテーマ21) -
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蛭子能収のゆるゆる人生相談 -
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posted by まみ at 22:54| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする