2017年09月01日

単価交渉のススメ

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会社員時代は、会社員でいつづけるだけで、毎年昇給した。
フリーランスとなると、そうはいかない。

翻訳業の場合、自主的に単価を見直してくれるステキな翻訳会社もたま〜にあるらしい。でも、たいていの場合翻訳会社って、「翻訳者に支払う単価は1円でも低く抑えたい。一度単価を設定したら、そこから1円たりとも上げたくない」と思ってるんじゃないかな。もしかすると、「単価を上げてくださーい (^人^)」は、翻訳者から聞きたくない言葉No.1かもしれないね。

でもさ、実務年数が増えて翻訳技術が向上すれば、その分商品(訳文)のお値段が上がるのはあたりまえよね。美容院で店長さんとふつうのスタイリストさんとでは施術料やら技術料やらが違うじゃない?それと一緒だと思うの。もし何年もずっと同じ単価で技術を提供し続けているとすれば、取引先にとっては御の字だろうけど、「私、何年経っても全然技術が向上しませ〜ん」と自分で認めてることになっちゃう。だから、「うむ!そろそろだな!」と思った頃合いで、単価の見直しをお願いしよう。

そうは言っても、「もっとお金が欲しいでーす♡」的なことって言いづらいなと思ってる人多いと思うし、単価交渉に失敗したらどうしようと思ってる人も多いかもしれない。でも、大丈夫!単価交渉してる人は多いから先方は慣れてる(はずだ)し、交渉に失敗したところで世界が終わるわけじゃないもの。単価の見直しに応じてもらえない場合は、より高い単価で取引してくれる取引先を見つけちゃえばいいハナシ。新しい取引先とのお仕事が軌道に乗ったところで、交渉に応じてくれなかった取引先には「残念だけど、この単価ではお仕事できなくなっちゃいましたー」ってゴメンねしてさよならすればいいよ。そこでもしその取引先が「単価を上げたくないって言っちゃったけど、辞めるなんて言うと思わなかった (> <)!」と焦ってくれれば、そこですんなり単価が上がるはず。遠慮なく希望単価を告げよう。

私たち翻訳者は多くの場合、翻訳会社のトライアルを受けて合格すれば登録につながり、仕事がもらえる(かもしれない)というプロセスを踏むよね。そうするとどうしても「翻訳会社に選ばれたい。お仕事いただきたい。」みたいな気持ちになっちゃうかもしれない。でもね、翻訳会社ってそもそも、私たち翻訳者がいなければどうにもならないビジネスじゃん(それに対して私たち翻訳者は、星の数ほど翻訳会社が存在するこの世界、数社程度からお仕事もらえなくても困らないケドね)。

翻訳会社は対価を支払い訳文を手に入れたい。翻訳者は訳文を作成しその対価を得たい。私たちの立場は対等なはず。私たちの技術を適切に評価し、対等な立場で接してくれる翻訳会社とお仕事しましょ。

あ、あとね、交渉時のメールは送信したものも受信したものも、全て保存しておこうね。交渉を何度か繰り返すうちに、自分にとって「交渉が成功しやすいメール」のパターンが見えてくるはずだから。

みんな、グッドラック☆

posted by まみ at 18:21| フリーランス生活 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする